出来たこと出来なかったこと
天皇杯全日本サッカー選手権大会 2回戦、アルビレックス新潟はJ3に所属するブラウブリッツ秋田と、ホームデンカビッグスワンスタジアムで対戦した。
6日(日)のナビスコカップ準々決勝第2戦浦和レッズ戦から中2日、12日(土)のリーグ戦横浜F・マリノス戦まで中2日と言う非常に厳しい日程もあって、この試合では、これまでにも無かった位、先発メンバーをがらりと入れ替えてきた。GKに黒河、DFは右から長谷川巧君、高聖、カズ、前野、ボランチに成岡と佐藤、右SHに宗、左SHに宮崎幾笑君、ツートップには達也とラファエルと言った布陣。一方の秋田は、6日(日)にリーグ戦が有り同じ条件だったものの、リーグ戦と同じメンバーを先発させてきた。
試合は、秋田が引いて守る戦術では無く、多分リーグ戦と同じであろうと思われるが、積極的に攻め込む姿勢を見せてきた。対する新潟も、メンバーが替わっても、戦い方は同じだ。しかし、ポイント、ポイントで精度が低かったり、判断が遅かったりで、拙さを見せる場面があった。秋田に先制されそうなピンチも有ったが、前半36分にGK黒河からのロングフィードを受けたラファエルが、相手DFの判断ミスも有って、相手GKと1対1の場面を作り出し、確実に先制点を決めた。これで一気に試合が楽になった。緊張感が見られたユースの選手達も落ち着けたのだろう、プレーに積極性が出てきた。
後半に入ると、中2日で試合をこなす秋田に疲れが見え始めた。新潟は、長谷川君のアシストで達也が追加点を挙げる。さらに達也の連続得点や宮崎幾笑君と交替出場した斎藤宏太君の得点で、4-0と秋田を突き放した。
黒河やカズ、前野、成岡、佐藤、宗等経験豊富な選手達が要所要所に居て、ユースの2人や高聖をサポートしつつ試合を進められたのが良かった。ユースの選手達はともかく、高聖はミスや判断の遅れが多く、まだまだと言った所。出来たこと、出来なかったことをしっかり反省し、今後に生かして欲しい。秋田では、36番の米澤令衣が、ボールを呼び込む動きで輝きを見せたが、ゴール前の落ち着きが足らず、決定機を決められずにいたのが気になった。
新潟が複数のユース選手を先発させたことでジャイアントキリングも心配されたが、それも杞憂に終わり、ほっとしている。それだけ層が厚くなったのだろう。
