新潟は、ナビスコカップ決勝トーナメント準々決勝を勝ち抜け、準決勝に駒を進めた。準決勝の対戦相手はガンバ大阪に決まった。

準々決勝第1戦で浦和レッズ相手に5-0と快勝した新潟だが、今度は浦和のホーム埼玉スタジアム2002で第2戦を戦った。奇跡の大逆転に懸ける浦和は第1戦から先発4人を入れ替え、新たにDF那須、宇賀神、MF関根、高木を起用して中3日で迎えた再戦に臨んだ。対する新潟に先発メンバーに入れ替えは無かった。

この試合、前半は新潟がほぼ狙い通りに進めた。1点でも取れれば完璧だったのだが。そのチャンスも十分作っていたのに、残念ながら決定力不足に泣いた。

後半、浦和は頭から青木拓矢に替えて李忠成を投入。すると、後半10分、阿部に左CKをヒールで決められてしまい、先制を許してしまった。得失点差を考えると全く慌てる必要の無い状況だったが、いつものように悪い癖が出てしまい、その3分後に梅崎の突破から宇賀神にクロスを入れられ、交替出場の李に左足で押し込まれてしまい、立て続けに失点してしまった。さらに、後半25分には阿部を成岡が倒してしまい、PKを与えてしまう。スロー再生ではぎりぎりペナルティエリア外でのファールに間違いなかったが、判定はPK。そのPKを自ら得た阿部に決められてしまい、3-0となってしまった。

大逆転での4強入りを目指す浦和はその後も攻め続けたが、新潟は何とか凌ぎきり、第2戦は3―0での敗戦となった。結果、1勝1敗となったが、2戦合計スコア5―3で辛くも逃げ切り、準決勝進出を決めた。

第1戦の貯金に救われた格好になった新潟だが、負け試合終了後の万歳は違和感が半端無い。最悪でも引き分け、出来れば第1戦の勢いそのままにすっきり勝って、準決勝進出を決めて欲しかった。

後日談)試合終了後の万歳は、どうやらコルテースやレオに促されてのものらしい。トーナメント戦におけるホーム&アウェイの2試合合計180分を1つとして考えれば、確かに5-3での勝利。時間が経つにつれ、あの万歳はそれで良かったのだと思えて来た。自分がトーナメント慣れしていないせいなのかも知れない。