明治安田生命J1リーグ第8節vsFC東京戦
前節アウェイのヴァンフォーレ甲府戦で、ようやく今季初勝利を挙げた新潟だが、今節はホームデンカビッグスワンスタジアムでのFC東京戦だった。
かつての新潟はホームで強かったが、ここ最近はなかなか勝てていない。2016明治安田生命J1リーグ2ndステージ第9節アビスパ福岡戦に勝利して以降、第11節名古屋グランパス戦から6試合連続で敗戦を喫している。さらに、昨季はリーグ戦での連勝が無く、この試合で勝てば、2015明治安田生命J1リーグ2ndステージ第3節サガン鳥栖戦、第4節モンテディオ山形戦以来の連勝となる。
今節の対戦相手FC東京は、三浦 監督にとって現役時代最後の6年間を過ごしたチームでもある。
新潟のメンバーは、勝利を収めた前節と先発、ベンチとも全く同じ18人が登録された。CBは富澤と宋株熏のコンビ、Wボランチにはロメロフランクと慶が入った。一方の東京だが、前節から3人変更してきた。故障明けの大久保が前田と2トップを形成し、右SHには河野が5試合ぶりに、左SBには太田が2試合ぶりに先発メンバーに復帰した。またベンチには、故障明けの髙萩、ピーターウタカも入った。
立ち上がりからゲームのペースを握ったのは新潟だった。ロングボールをディフェンスラインの背後に送ってホニを走らせ、セカンドボールを奪っては攻撃へとつなげた。押し込んで次々とセットプレーを獲得し、スローインになれば、チアゴガリャルド、輝綺のロングスローからチャンスを作っていった。15分にはロングスローの流れからホニがバイシクルシュートを放つが、惜しくもゴール右へそれた。19分の大のCKは、相手GK林にパンチングでクリアされてしまった。新潟がチャンスを生かせずにいると28分、東京に先制点を許してしまった。ペナルティエリア左手前の位置で大久保をファウルで止めFKを与えると、これを蹴ったのは太田だった。左足から放たれた鋭いボールは、壁を越えてゴール左上に突き刺さった。先制された新潟だったが、攻撃の手を緩めなかった。33分にはロメロフランク、34分にはホニがシュートを放つが、何れも枠外だった。35分のチアゴガリャルドのシュートは、林の素早い反応で防がれてしまった。
1-0で迎えた後半も、東京に追加点を許した。69分、セカンドボールを奪った橋本が縦に出したパスを、前田、大久保、東とつながれ、左へ展開されると、太田がオーバーラップしてきた。左サイドの深い位置まで持ち込まれ、新潟DFの股を抜いて中央へ折り返されると、ペナルティエリアへ走り込んできた橋本に右足で決められた。さらに82分には、新潟に運も無く、ペナルティエリア外のファールにも関わらず、何故かPKと判定される場面もあった。このPKを獲得した大久保が、自らの右足で追加点を挙げ、3-0とされてしまった。新潟は84分にカズを投入し、宋株熏を前線へ上げてパワープレイから打開を試みるが、監督の意図が選手達に伝わっていないのか、状況は変わらず仕舞いだった。アディショナルタイムの宋株熏のシュートは林に止められ、新潟は0-3で敗れた。
これにより、新潟の今季ホーム初勝利と連勝は叶わず、順位は16位から17位へ後退した。これだけ決定力が無いと、どんなに良いサッカーをしても勝てるはずは無い。前半の内に1点でも、2点でも決めていれば、全く違った展開になっていたはずだ。残念で仕方無い。
