ナビスコ杯グループステージ第6節は、ホームデンカビッグスワンスタジアムでの横浜F・マリノス戦だった。

直近のリーグ戦からは中3日で今日の試合、さらに中3日をおいた日曜日には再びリーグ戦が控える中、新潟は直近のリーグ戦から6人を入れ替えてきた。GKには川浪、DFラインは右から慶、増田、カズ、コルテース、両ボランチにはレオと小林、左右SHには伊藤と達也、2トップには指宿と成岡を入れてきた。さらに控えGKには黒河が戻ってきた。

試合立ち上がりは横浜が勢いを持って攻めてきた。ファーストシュートは横浜で、前半2分、伊藤のパスミスを横浜中島が奪い、中島からのボールを受けた横浜天野がドリブルで持ち上がり、ペナルティエリア手前から思い切って打ったが、これは枠を外れた。その後は、新潟のペースへと移行した。すると前半7分に、新潟のゴールが生まれた。中央の小林が右へとボールを展開すると、これを受けた慶が前方の伊藤へ送った。伊藤は得意のドリブルで相手陣深くまで進入し、折り返しのパスを出した。ニアで成岡が相手DFを引き付け、中央でフリーになった指宿が右足ワンタッチで難なくゴールした。

新潟はボールを握ると中盤でパスをつなぎ、機を見てサイドへと展開しながらビルドアップした。パスカットからカウンターを受ける場面もあったが、前線のカイケ、マルティノスには新潟の守備陣が落ち着いて対応し、決定機を作らせ無かった。一方、横浜はボールを保持すると、最終ラインで左右にボールを展開し、縦パスで攻撃のスイッチを入れるが、しっかりと組織化された新潟守備陣の網に掛かり、ペースをつかめなかった。前半終了間際、新潟のFKをキャッチした横浜GK榎本からの素早いスローから横浜中澤がドリブルでカウンターを仕掛けるが、これも最終的にはカズが中澤のパスをカットし、事なきを得た。

1-0で迎えた後半も、新潟の攻撃が続いた。後半16分、指宿が放ったミドルシュートは左のポストを直撃し、跳ね返りを拾ったボールをレオがフリーでシュートを放つも、榎本に阻まれた。後半19分の指宿、後半20分の成岡と連続で放ったミドルシュートも榎本に止められた。後半25分、途中から出場した大のFKにピンポイントで合わせた指宿のヘディングは、枠外となった。

すると横浜は、後半24分、ボランチの中島に代えて遠藤を投入すると、遠藤は右サイドバックに入った。キックオフから右サイドバックを務めた横浜三門は本職のボランチへとシフトした。するとその直後、三門から大きく遠藤へ出したサイドチェンジの流れから、横浜マルティノスがFKを獲得した。天野が蹴ったFKのこぼれ球に反応した横浜仲川がゴール前で粘り、右足で同点ゴールを決められてしまった。

その後はオープンな展開になった。新潟は指宿が複数回の決定機を迎えたが、枠をとらえられなかった。一方、横浜のカイケが放った3発のシュートは川浪が止め、1-1のままスコアは動かなかった。

この結果、勝点1のみを積み上げ、新潟は勝点7で5位になった。同グループの今節の結果により、7位の鳥栖以外、全てのチームが決勝トーナメント進出への望みをつないだ。次節、新潟は勝点6で6位の福岡と対戦するが、新潟が福岡に勝利することが前提で、他の2試合の少なくともいずれかが引き分けなら進出出来る。また、鳥栖が柏に勝った場合も進出出来る。決勝トーナメント進出は他力本願だが、新潟は福岡に勝つことだけ考えて戦って欲しい。