今週は、15日水曜日にルヴァン杯グループステージ第1節サガン鳥栖戦があった。その試合で動きの良さを認められたのか、その試合で先発したメンバーから2人のリーグ戦初先発出場があった。GK大谷とFWに入ったチアゴガリャルドだ。今季浦和から加入した大谷が、J1のリーグ戦では初めてゴールマウスを守ることになった。

新潟は、そのGK大谷、DFラインには貴章、カズ、宋株熏、宣福、Wボランチには慶と輝綺、両SHには大と山崎、2トップにはホニと前述のチアゴガリャルドが入った。一方の横浜だが、前節鹿島アントラーズ戦には負傷のため欠場し、今節の出場もハッキリしていなかった齋藤学が先発メンバーに名を連ねていた。貴章とのマッチアップもこの試合の見所となった。さらに、横浜はここまで2得点のウーゴ ヴィエイラが来日初先発を飾り、負傷欠場の喜田に代わって中町もリーグ戦では今季初先発となった。

最初にチャンスを作ったのは横浜だった。4分、右サイドのマルティノスの左足クロスにウーゴ ヴィエイラがニアサイドに飛び込んで狙うが、シュートは大谷が好セーブで阻止した。続くチャンスも横浜で33分だった。右サイドでボールを持ったマルティノスがカットインから左足を振り抜くと、シュートは美しい弧を描いてファーサイドのゴールネットを揺らした。このゴラッソなゴールで、新潟は横浜に先制されてしまった。その後も横浜は追加点のチャンスを作り出した。36分、カウンター攻撃で齋藤がゴール正面から狙うも、シュートは再び大谷がセーブした。39分には左サイドを抜け出した天野のクロスからウーゴ ヴィエイラがフリーでシュートを放ったが、これは枠を捉え切れずに事なきを得た。すると今度は新潟にゴールチャンスが訪れた。自陣に放り込まれたロングボールをミロシュ デゲネクがクリアしたが、このボールを拾った中町はバックパスを選択した。すると、このパスが横浜GK飯倉とディフェンスラインの中間地点にバウンドした。これを見逃さなかったホニがボールを奪って飯倉をかわし、最後は無人のゴールへ流し込んだ。ワンチャンスを生かした新潟が前半のうちに試合を振り出しに戻した。

後半に入ってからは、横浜が怒とうの攻撃を開始した。終始ボールを持って新潟陣内に攻め込み、ゴールへと迫った。新潟はカウンターすら繰り出せず、後半45分間で放ったシュートはわずかに1本のみだった。守備に軸足を置いた戦いでゲームを進めていった。圧倒的にボールを支配した横浜だったが、最後まで決定打が出なかった。87分には途中出場の遠藤がボレーシュートを放ったが、左ポストにはじかれ、新潟は命拾いをした。攻撃の中心である齋藤は最後までドリブル突破でゴールへと迫ったが、新潟の体を張った守備を破れなかった。

新潟は連敗を2でストップしたが、開幕から4試合勝ちなしと苦しい状況が続く。三浦文丈監督の初勝利は次節に持ち越しとなった。