2017シーズンも早、第3節を迎えた。そして今節はホーム開幕戦だ。デンカビッグスワンスタジアムには、31,014人が集まった。なお、ホームの試合で入場者数が30,000人を超えたのは、2015年の2ndステージ第14節の、あの松本山雅戦以来とのことだ。ずいぶん長いこと、30,000人超えがなかったのだとしみじみ思ってしまう。

さて、新潟の先発メンバーだが、今節は貴章が復帰した。それ以外に、体調不良の富澤に代わり、宋株熏がメンバー入りした。対戦相手の清水エスパルスだが、ボランチの位置に昨季新潟に在籍していた野津田岳人が入っていた。

試合は、ともに4-4-2のシステムで、守備時には強固なブロックを築くチーム同士の対戦通りの展開となった。立ち上がりからボールを奪っては前線のホニを走らせ、カウンターで清水ゴールに迫る新潟だった。39分には、大の左CKに貴章がヘディングで合わせるが、これは惜しくもクロスバーを直撃しただけで、得点にならなかった。一方の清水はボールをつなぎながらサイドへ展開し、クロスを起点に攻撃を仕掛けるが、新潟の堅い守備で、なかなか決定的な場面を作らせなかった。

新潟は後半も立ち上がりから慶や輝綺がミドルシュートを狙い、61分には中盤でボールを奪った大がロングシュートを放つものの、いずれも枠をとらえられず、得点にならなかった。すると、新潟が攻勢に出ていた中、一瞬の隙を突かれてしまった。76分、中央の六平が、右サイドでフリーになっていた枝村へパスを展開した。ペナルティエリア右で受けた枝村がダイレクトで上げた速いクロスを、ファーサイドの鄭大世にヘディングで押し込まれてしまった。これで3試合続けて、相手に先制を許してしまった。追い付きたい新潟は、77分に武蔵、85分にチアゴガリャルドを投入し、さらに攻勢を掛けたが、逆に前掛かりになったところを突かれてしまった。後半アディショナルタイム、相手陣で攻め切れずにボールを奪われて受けたカウンターから、松原にJ1初ゴールを決められてしまい、0-2で敗れてしまった。

ここまでの3試合、いずれも新潟らしさを垣間見せているものの、ふとした油断からなのか、どうしても先に失点してしまう。新潟の決定機がないわけでないので、それを決めていれば試合展開も変わってくるのだろうが、そこを決めきるだけの力がまだない。次節までの間に、来週水曜日に行われるルヴァン杯サガン鳥栖戦がある。そこで新たな戦力見極めと合わせて勝利も手にしたい。