やっぱりな結果
2016明治安田生命J1リーグ2ndステージ 第10節は、アウェイベストアメニティスタジアムでサガン鳥栖戦だった。
前節3-0で快勝した新潟は、同じ先発メンバー、同じシステム4-1-4-1の布陣で試合に臨んだ。一方の鳥栖は、第2節以来8試合続けて同じ先発メンバーで臨んでいたが、この日は1人を変更し、早坂に代わって夏に新加入したムスタファエルカビルがホーム初出場初先発した。
立ち上がりに主導権を握ったのは鳥栖だった。前半4分、鳥栖藤田のクロスに鳥栖豊田がヘディングシュートを放ち、この試合での最初のトシュートを記録した。その後は、ムスタファエルカビルが新潟を苦しめた。善は16分には切り替えの早さを見せ、カズからボールを奪うと、自らエリア内に持ち込みシュートを放った。このシュートは守田が一旦はじくもののすぐさま詰められたが、再び守田が対応して事なきを得た。ピンチをしのいだ新潟は、徐々にリズムをつかみ始めた。指宿の左サイドでのキープを起点に、効果的なサイドチェンジが増え始めた。前半27分にはエリア外の中央でボールを受けた山崎が、ゴール前にスルーパスを入れた。これを受けたラファエルがシュートを放ち、ゴールネットを揺らすも、オフサイドの判定で得点とはならなかった。鳥栖は左サイドからのクロス、新潟はショートパスを織り交ぜた細かい崩しという互いの特長でゴールに迫ったが、守備陣の粘りを打ち破れなかった。両者ともに得点を奪えず、スコアレスのまま試合を折り返した。
後半に入っても、互いの長所を消し合うようなジリジリとした試合展開は変わらなかった。しかし、それまで鳥栖の起点である豊田をうまく封じ込めていたカズだが、接触プレーにより足を痛めて、交代を余儀なくされてしまった。そして後半19分、自陣でFKを得た新潟だったが、交代出場の増田が蹴るもミスキックになってしまい、このボールをダイレクトで鳥栖の福田が前線に入れると、受けた豊田が増田のマークを外して、守田の股を抜く形でゴールに流し込んだ。追い付きたい新潟だったが、鳥栖の厳しい守備の前に冷静さを失ったまま、なかなか攻めを展開できず仕舞いとなった。後半は鳥栖にシュートわずか1本に抑え込まれ、1-0でこのゲームを落とした。
前節アビスパ福岡相手に見せた新潟の姿はここには無く、今季繰り返されるパターンをまたもや見せてしまった。今の新潟のサッカーは、新潟のスタイルに対戦相手がはまると良い戦いが出来る一方、はまらないと直ぐにお手上げ状態になってしまう。要するに深みの無いサッカーが繰り返されているだけだ。
