昨日、新潟相手に思い通りの試合展開で勝利したヴァンフォーレ甲府の佐久間監督が、試合後の監督会見で余裕のコメントを述べた。中身は正にその通りで、新潟の監督はこのコメントをどう受け取っているのだろうか。

甲府vs新潟の監督コメント

一部抜粋すると、次の通りだ。

「試合に関しては、新潟は「4-1-4-1」のシステムで、僕の考え方では本来は「4-1-4-1」というのはブロックを作ってリトリートしてくる守備の戦術。吉田(達磨)監督はこのシステムを駆使してアグレッシブにボールを取りに来る。1トップの脇、ワンボランチの脇に柔らかいボールを(入れて)使うことや、そこからシャドーに(相手の)サイドバックを食い付かせてウイングバックをフリーにさせて高い位置を取って攻撃しようとした。

前半はアグレッシブにやりましたが、選手はミーティング通りによくやってくれた。チャンスはかなりあったと思う。それは決め切れなかったが、幸運なペナルティがあって前半は1-0で終えることができた。

後半、吉田監督は下(ロングボールを使わない攻撃)で決着をつけにきた。下なら、浦和や川崎Fのような差し込むボールを入れてくる特別なパサーがいなくて、うちのディフェンスでも中を絞って外に追い出してなんとかしのげた。後半は2点目を取りたかったが、至らず1-0のまま。1-0でも2-0でも、勝点3を取れたことが素晴らしい。」

甲府ホームページ上では、さらに具体的に選手の名前まで挙げて指摘している。

2016明治安田生命J1リーグ 2ndステージ 第8節

「後半は私の予想では、新潟は選手を代えて、指宿選手を真ん中に入れて伊藤選手と山崎選手を両ワイドに張ってくるかと思いました。そうなると我々としてはやっかいなシュチエーションです。つまり、4-1-4-1と5-4-1では、4-1-4-1の方がサイドに数的有利が生まれますから、サイドを突破されてクロスボールを上げられて真ん中で仕留めてくると。ここ数試合、クロスボールでやられ、それからセットプレーのヘディングシュートでやられてましたから、それが一番、嫌でした。ただ、吉田監督は「下」で決着を付けようとしてきました。」

即ち、吉田アルビは相手が一番嫌な攻撃スタイルを作れずに、相手監督の手のひらの上で相手監督の思い通りにサッカーをさせられていた訳だ。まあ、観戦した試合は正にその通りだったが。