大量失点で敗戦
リオデジャネイロ五輪のサッカー男子は開会式に先がけて4日(日本時間5日)にスタートした。日本は1次リーグB組初戦でナイジェリアと対戦した。対戦相手のナイジェリアは米国での直前キャンプからブラジル到着が遅れ、ブラジル入りしたのはキックオフのわずか7時間前だった。時差ぼけや蓄積疲労が心配されるナイジェリアに対して、コンディション的には日本が圧倒的に有利だった。
日本は前半6分、ナイジェリア選手のシュートのこぼれ球を押し込まれて先制を許したが、3分後に南野が得たPKをオーバーエージ枠の興梠が右足で冷静に決めて同点に追い付いた。しかし1分後の同10分、ナイジェリアの右クロスを受けたナイジェリアエテボに胸トラップから左足で決められ、再び勝ち越しを許した。 それでも直後の同11分、南野が相手GKの股下を抜く左足シュートを決めて、2―2と再び試合を振り出しに戻した。しかし前半終了間際の42分、エテボのシュートをゴール前でクリアしきれず、再び押し込まれて、前半を2―3で折り返した。
反撃を狙った日本だったが、後半立ち上がりの6分に塩谷(広島)がPKを献上すると、これを冷静に決められて、エテボにハットトリックを達成させてしまった。2点を追う日本は同8分に原川に代えて浅野を投入し、興梠との2トップでゴールを狙ったが、逆に21分にエテボにこの日4点目を決められてビハインドは3点に広がった。日本は同25分、藤春の左クロスを浅野が決めて3―5とし、終了間際には途中出場の武蔵のゴールで1点差に迫ったが、時間切れとなった。4得点は挙げたものの大量5失点で敗れた。
次戦コロンビア戦迄中2日しかない中、この大量失点につながった崩壊した守備を立て直すのは容易なことではない。
