2016明治安田生命J1リーグ1stステージ 第10節は、アウェイの県立カシマサッカースタジアムで鹿島アントラーズとの対戦だった。

新潟は、この試合、GKに守田が復帰、CBには舞行龍に替えて増田が、怪我で出場出来ないラファエルシルバの位置には野津田が入った。

試合前半は、ここ最近結果を得られていないチーム同士の対戦だったこともあり、重苦しい展開になった。新潟、鹿島共にパスをつないで押し込もうとするが、パスミスが多く、なかなかシュートまで持って行けない展開が延々と続いた。

しかし、前半22分、中盤で新潟がボールを奪われると、鹿島の永木から右サイドのスペースにパスを送られ、そこに走り込んだ金崎にゴール前に折り返されてしまった。パスを出された時点では金崎の対応に行くと思われたカズだったが、何を思ったのか金崎への対応をせずに中央でフリーになっていたジネイの対応に行ってしまった。しかし、カズの対応はもちろん、増田すらジネイへの対応が間に合わず、ジネイにあっさりと先制点を許してしまった。

1点ビハインドで前半を折り返された新潟は、後半開始からアグレッシブにボールに襲い掛かった。前半に何度も起点を作られていた鹿島の金崎、ジネイの2トップに対してカズ、増田の両CBが奮戦した。ボールキープを容易に許さず、次第に鹿島をゴール前にくぎ付けにしていった。すると、後半21分に、大が蹴った左CKから増田が高い打点のヘディングシュートを見せて同点に追い突いた。相手GK曽ヶ端が伸ばした手よりも一瞬早く頭でとらえたシュートは、鹿島遠藤が必死にかき出したのも間に合わず、ゴールラインを割っていた。

後半12分に達也に代えて山崎を投入して2トップにしていた新潟だったが、後半33分にはアンカーに小林を入れ、宣福に代えて慶を右SBに移動させた。しかし、結果的にはこの交代劇が裏目に出てしまい、守備のバランスが悪くなった所を鹿島の西に決められてしまった。

結局この失点が決勝点となってしまい、2-1での敗戦。またしても勝ち点3を得ることは出来なかった。

複数失点の試合が多く、得点力が上がっても、このままでは勝ち星を増やして行くのは難しいだろう。まずは失点しない所から始めるべきではないのだろうか。