決勝へ
やってくれた。福村、素晴らしい。
ディフェンディングチャンピオンの日テレ・ベレーザ相手に自分達のサッカーを終始やり遂げ、ついに決勝の舞台に駒を進めた。
新潟は前半11分にセットプレーから大石沙弥香が先制ゴールを挙げたものの、前半34分に同じくセットプレーから失点してしまい、1-1のまま前半を終了した。ただ、準々決勝の千葉戦に比べ、パスミスが減り、前線からのプレッシングがはまっていたように思う。
主審の判定が日テレ寄りで、ゴールラインを割った後にボールに触ったのに相手CKにされたり、ボール奪取の後の接触で新潟に不利な判定が何度もあったりで、不愉快極まりなかったが、そんな状況下でも選手達は落ち着いて運動量を落とすこと無く戦ってくれた。その判定も延長戦では安定していたようだが。
試合は、後半も延長戦も両者共に得点を挙げることが出来ず、決着はPK戦に持ち込まれた。
PK戦は新潟先行で始まり、新潟はまず大石が確実に決め、その後日テレ選手のPKを福村が止めた時は、これで勝てると思った。しかし、PK失敗は伝染するかのように、新潟北原、日テレ、さらには新潟上尾野辺までもが立て続けに失敗してしまう。だが、その後に続く日テレ選手が決めること、今度は新潟阪口、日テレ、新潟中村が続けて成功する。そして最後は、福村がかつては新潟にも在籍していた日テレ阪口夢穂のPKを止めて、長い戦いに終止符を打った。PK5本の内3本を止めた福村は一躍ヒロインになった。
さあ、いよいよ決勝戦だ。3度目の決勝進出の新潟だが、いずれも対戦相手はINAC神戸レオネッサだ。2011シーズンでは0-3の完敗。2013シーズンでは2-2の後のPK戦で敗れてしまった。3度目の正直で、2015シーズンは優勝で飾ろう。相手は澤が現役最後の試合と言うことで、スタジアムは中立地の等々力陸上競技場だが、さながら完全アウェイ状態になることが予想される。その状況を楽しんで、悲願を達成して欲しい。
