NHK BS1で皇后杯準々決勝、アルビレックス新潟レディースvsジェフユナイテッド市原・千葉レディースの試合を放送していたので観た。

試合全体を通じて千葉に押され気味だった新潟だが、しぶとく耐えて、少ないチャンスを確実に決めて、2-0で勝利した。

第37回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会 準々決勝

この試合では、CBの北原佳奈の出来が出色だった。対戦相手のFW、新潟にも在籍したことのある菅澤優衣香をほぼ完璧に封じ込めた。ナビスコ杯準決勝第2戦対ガンバ大阪戦でパトリックをほぼ完璧に押さえ込んだカズを彷彿させる働きだった。北原は間違いなくこの試合でのMVPだろう。

そしてこの固い守りがあったからこそ、佐伯彩や大石沙弥香の得点が生まれたと言えよう。それにしても、2得点目に絡んだ上尾野辺めぐみのプレーは流石だ。この試合では攻撃面で余り目立った活躍をしていなかった上尾野辺だが、最後の最後でその実力を魅せてくれた。

なでしこの試合を久し振りにじっくり見たが、個々のレベル差が大きいように思う。パスミスが多く、ボールを奪った後チーム全体で押し上げようとしてもパスミスからボールを失い、ピンチを招いて戻らざるを得ない場面が頻繁にあった。北原や上尾野辺、大石のような選手達も居れば、パスミスを繰り返す選手も居て、焦れったく感じてしまった。これは対戦相手の千葉にも言えたことだが。プロ、アマ混在の現状を考えると仕方ないのかも知れないが。

追伸)INAC神戸レオネッサ所属の澤穂希が12月16日に現役引退を発表した。女子サッカーに多大な貢献をした澤だが、今後もサッカー界での活躍を願う。彼女のような選手は、男女通じても今後なかなか出てこないだろうが、自らの手で自らを超える選手を育てて欲しい気もする。