既に残留以外の大きな目的が無くなってしまった新潟だが、それでも試合前は少しでも順位を上げてあわよくば1桁台迄行きたいなと考えていたが、そんな小さいな夢も泡となって消えてしまった。

残す所3試合の今節の対戦はアウェイでの名古屋グランパス戦だ。新潟は前節と同じ先発メンバーで試合に臨んだ。

試合前半はやや名古屋に押され気味だったが、22分ラファエルが相手選手と交錯した際に足を痛めたようで、山崎と早々に交替してしまった。しかし、その山崎が、前半終了間際に、指宿からのボールをドリブルで持ち込み、鮮やかなシュートで先制点を挙げた。

後半に入っても一進一退の攻防が続いた。しかし、後半26分、端山が自陣ペナルティエリア内で相手選手を倒してしまい、PKを与えてしまった。このPKを決められるとその3分後にさらに失点してしまい、あっと言う間に逆転されてしまった。今季を象徴するような連続の失点シーンで、情けない。

ただ、この日は少し違っていた。逆転された4分後に指宿がゴールを挙げ、同点に追い付く。これで流れを取り戻したかに思えたが、後半40分に再び突き放されてしまった。一番点を取られたくないアイツに決められてしまった。さらには、守田の緩慢なプレーで試合終了間際にも追加点を許し、4-2の大量失点でこの試合を落としてしまった。勝ち点を持ち帰れないばかりか、得失点差も-2にしてしまった。

年間順位16位の松本山雅FCは、J1残留を争うサガン鳥栖との直接対決に1―2で逆転負け。新潟が敗れたため今節での降格決定は免れたものの、残り2試合で新潟との勝ち点は6差のままだ。モンテディオ山形の降格が決まり、鳥栖やヴィッセル神戸の残留も決定した。最後に残されたのは、首の皮1枚つながっている山雅とほぼ残留を確定した新潟だけだ。今節前に予想した中でも一番悪いパターンになってしまった。