J1残留に向け負けられない一戦となった、松本山雅FC戦。松本からも4,000人のサポーター達が押し寄せ、デンカビッグスワンスタジアムは今季最高の31,324人を集めた。

新潟vs松本

新潟は、先日の天皇杯3回戦で完全ターンオーバー制を引いたため、万博記念競技場で行われたナビスコカップ準決勝第2戦の試合に先発出場したメンバーが中心の構成となった。レッドカードで万博での試合に出場出来なかったレオが入り、宗が外れた。ツートップは、指宿とラファエルのコンビで、山崎はベンチスタートとなった。一方の山雅は、今季後半の貴重な戦力キムボギョンを怪我で欠く厳しい布陣となった。

試合前半は、何れも攻め手を欠き、スコアレスに終わった。松本は、この日もオビナにロングボールを当てて攻め上がる攻撃パターンで来たが、健太郎とカズの両センターバックが落ち着いて対応出来ていた。

後半に入って、新潟は16分に特別指定選手の端山豪が、糸を引くようなミドルシュートで初ゴールを決め、貴重な先制点を挙げた。ゴールを決めた端山は、一目散に自陣ベンチに向かい、柳下監督に抱きついた。すると、19分には前野のFKから健太郎が頭で追加点を挙げた。立て続けにゴールを挙げたことで、試合を楽にした。

しかし、これ以外では、セットプレーでのFKやCKの精度、また流れの中でのクロスの精度が低く、今季ずっと解決していない問題が随所に見られた。今季ここまで苦しんだ問題は相変わらずのままであった。

新潟は、ラファエルに替えて山崎を入れて攻撃の活性化を図るもののさらなる追加点は奪えなかった。すると、試合終盤には、前野に替えて林裕煥を入れ、カズを外に出して、バックラインを4人のセンターバックで守る布陣で逃げ切った。

この結果、新潟は9月19日のアウェー神戸戦以来、3試合ぶりの白星で勝ち点を33に伸ばし、残り3試合で、降格圏最上位の16位松本との差を6に広げた。これでまずは一安心となった。

また、会場には指宿を見にきたといわれる日本代表のハリルホジッチ監督も初めて訪れていたようだ。