成長の証
今節は、リーグ戦4連勝中の横浜F・マリノスと、ホームデンカビッグスワンスタジアムでの対戦となった。新潟、横浜共に間に天皇杯を挟んではいるが、新潟はターンオーバーで、横浜は6日日曜日に試合があったことで、リーグ戦への影響はほとんど無いものと思われる。
試合前半は、新潟がやや攻勢に試合を進めるもののなかなか得点には結びつかない。横浜は、新潟を良くスカウティングしているみたいで、新潟がボールを持つと、すっと引いてブロックを作ってしまう。リーグ戦4連勝中の横浜は、その4試合で失点がわずかに1点。しっかり守るべき所は、引いてしっかり守ることが徹底しているようだ。
前半最大の心配は、レオだった。前半36分に早々とイエローカードを貰ったが、その前後でも危なっかしいプレーが多かった。特に前半終盤のプレーでは一瞬2枚目のイエローで退場になってしまうのでは無いかと思ってしまった。そんな中、前半41分にはコルテースが怪我のために前野と交替。ここまでずっと屈強な姿を見せてくれていたが、心配だ。
ただ、前半アディショナルタイムに、尚紀の突破から相手陣内でFKを得た。これを大がゴール前に上げ、そこに健太郎が飛び込んで、待望の先制点を挙げることが出来た。なかなかセットプレーから得点を挙げられない新潟だが、やはり大が蹴るとひと味もふた味も違うボールが上がる。基本全FK、CKを大に任せれば良いのにといつも思ってしまう。
後半に入ると、横浜も攻勢を仕掛ける。すると、後半10分、相手陣内で奪われたボールを取り返そうとした大がファールを犯し、イエローカードを貰ってしまった。さらにその4分後、今度は自陣内で奪われたボールを取り返そうと、大が安易に手を使って相手を倒してしまい、立て続けにイエローカードを貰ってしまった。これで大は退場。大のこの2つのプレーは軽過ぎる。特に2枚目はもっと慎重にプレーしなければいけない場面であった。大は大いに反省して欲しい。
一人少なくなった新潟は、やむを得ず、山崎を下げて端山を入れた。しかし、その直後、横浜のアデミウソンにスーパーなゴールを決められてしまい、同点に追い付かれてしまった。アデミウソンに付いていた小林の対応が不味かった。ただ、その後は、両者共に決定的な場面を作るも得点出来ずに時間が進んだ。
後半アディショナルタイムには、レオが相手選手の足を踏んで、この日2枚目のイエローカードで退場した。しかし、新潟は最後まで辛抱強く守り、貴重な勝ち点1を得た。今季前半なら失点を繰り返し、逆転負けしていただろう、今日の試合展開の中で引き分けに終えられたことは、チームの成長した姿を見た気がする。
この試合も終了後に審判への派手なブーイングがあった。2人も新潟の選手が退場させられたり、判定基準が安定していない所もあったりで、判らなくも無いが、相変わらず見苦しく、負け犬の遠吠えみたいで悲しい。これもまた観客減少の遠因なのだろう。
