女子W杯準々決勝は、同じアジア枠のオーストラリアとの対戦となった。オーストラリアは、決勝トーナメント1回戦で優勝候補の一角であるブラジルを破って、準々決勝に駒を進めてきたチームである。

日本の先発は、決勝トーナメント1回戦オランダ戦と変わらない布陣だった。GKは海堀が先発。4―4―2の布陣でDFは右から有吉、岩清水、熊谷、鮫島。MFは阪口、宇津木のダブルボランチで右サイドに川澄、左に宮間が入った。FWは大野と大儀見の2トップ。澤はベンチスタートとなった。

今大会初のデーゲームでピッチ気温も上昇。酷暑で体力が消耗する中、日本は必死のプレーを続け、持ち味の連動した攻撃で再三チャンスをつくるもフィニッシュが決まらない。しかし、延長戦も頭をよぎり始めた後半42分、左CKから相手DFがはじいたボールを宇津木が拾いゴール前へ送る。ゴール前の混戦からこぼれ球を、途中交替出場の岩渕が右足で決めて待望の先制点を挙げた。日本はこの1点を守り切り、準決勝に駒を進めた。