新たな一歩へ
明治安田生命J1リーグ2015 1stステージも残す所後2試合。今節はShonan BMWスタジアム平塚で、湘南ベルマーレ戦。
試合間隔が約2週間空いたこの期間にどのくらい立て直せているのか、注目の試合となった。この間に行われたJ3カターレ富山との練習試合では不安一杯の結果しか残せなかったが、その後レオが予定より早く再来日した。そのことがきっかけになって、チーム状況が好転してくれると良いのだが。
対戦相手が湘南と言うこともあってか、この日も3バックだった。先発メンバーには、カズに替わり前野が、体調不良の尚紀に替わり慶が入った。ボランチは小林と大のコンビ。トップには指宿が入り、トップ下は山崎と康裕。
試合開始早々は新潟がチャンスを作る場面もあったが、前半全体を通してみれば、湘南の勢いに押され、良い所は少なかった新潟。やっぱり2週間程度では立て直すのは難しいのかと失望させられた前半だった。全体的にミスが多かったが、特にボランチに入った小林の動きが良くない。その小林のミスが失点につながり、前半の内に先制点を許してしまった。ここ最近の試合と同じように、ミスから失点し、自滅して行くパターンになってしまうのか。
柳下監督は、後半開始頭から、小林に替えて成岡を、指宿に替えてラファエルを投入した。小林と違い、指宿自体の出来はそれ程悪いとは思わなかったが、チーム全体の出来が悪いためなのだろう、なかなか指宿までボールが渡らず、指宿も印象に残るようなプレーは殆ど無かった。
ただ、この交替が大きく試合を動かした。新潟は今シーズン序盤のような輝きを取り戻し始めた。選手達が生き生きと連動し始めたのだ。成岡が投入されたことで中盤に落ち着きが出てきて、大が積極的に攻撃に絡めるようになってきた。そして、その大が待望のJ1初ゴールを挙げて、同点に追い付く。その後直ぐに、今度は大からの折り返しをラファエルが決めて、逆転した。それでも新潟は攻撃の手を緩めず、山崎のゴールで突き放す。結果は、1-3での勝利。何と、5月ゴールデンウィーク中の松本山雅戦以来の勝利となった。
ナビスコカップでも、湘南戦をきっかけにチームの状況が変わり、初めての予選リーグ突破を決めた。運動量の多い湘南相手でも後半のような試合運びが出来ることで、この後の戦いにも希望の光が見えてくる。次戦は無敗で1stステージ優勝を決めた浦和レッズ戦だ。この試合後半に見せてくれたプレーが本物なのか確認するには格好の相手だ。なかなか勝てない相手ホームでどのような試合を見せてくれるか、俄然楽しみになってきた。

