ブレてしまったか?
今節からレオが不在になる。レオが安心して治療に専念出来るようにいい試合をしてほしかったが、その願いは叶わなかった。対戦相手は、相性が良いはずのベガルタ仙台、ホームデンカビッグスワンスタジアムでの試合だった。
レオの穴を誰で埋めるか、期待と不安で一杯の中、モバアルからの連絡を待った。想定内ではあったが、小林と慶のコンビか、先発メンバー表を見てそう思った。自分の中の気持ちとしては、精神的支柱にもなれる成岡を小林と組ませて欲しかったが。また、尚紀を1つ上げて、舞行龍を右サイドバックに入れるんだなとも思った。クロスの精度はチーム内でも一、二を争う舞行龍なので、こちらも想定内の妥当な選手起用だと思った。試合開始までは。スカパー!の予想フォーメーションでも同じだった。
しかし、試合が始まるとすぐに予想と違うことが判り、驚き以上に不安が沸き上がってきた。舞行龍がボランチの位置に居るのだ。レオ不在の緊急事態の時こそ、経験のある選手を各ポジションに配置すべきで、今節の先発メンバーで言えば、慶をボランチに入るべきだったのではないだろうか。結果的にはこれが裏目に出てしまった。不慣れなボランチのポジションに入った舞行龍のせいで、小林の負荷がさらに増してしまった。ここのところ調子を落としていた小林だが、そこに追い打ちを掛けるようにこの選手起用だ。結局この選手起用が仇となり、1失点目の原因となった小林のクリアミスにつながったと思っている。
ハーフタイムには、引き上げる小林や舞行龍に話しかける成岡の姿が映し出された。この助言が後半のパフォーマンス改善につながることを期待したが、結果は無残だった。途中交替した舞行龍の表情からは不穏な雰囲気が感じられた。このポジションでの起用は舞行龍にとって納得して試合に入れるものだったのだろうか。
ここまで内容が良いものの勝てない試合が続いていてもブレることの無かった柳下監督だが、前節順位を17位迄落としたこととレオ不在と言う緊急事態に直面して、焦りが表面化してしまったのだろうか。試合内容、試合結果以上に心配だ。
2012年の黒崎監督交代時は、ずっと内容の悪い、観ていてもちっとも面白くない試合が続いていたので、監督交代は当然の流れだった。しかし、柳下監督に代わってからは、2013年後半に代表されるように、面白い試合を数多く見せてくれていた。既に何かを大きく変えなければいけない時期に来ていることは認識しているが、それが監督交代であるとは思っていなかった。この試合の前までは。しかし、レオ不在の山形戦、そして、今節の仙台戦を観ると、それも選択肢の一つとして考えざるを得ないのかとも思ってしまう。願わくば現体制でこの難局を乗り切って欲しいのだが。
